こんにちは、ミニマリスト岩里です。
あなたにも欲しい物の1つや2つありますよね?
「買い物依存症」という病気を知っていますか?
買い物時の快楽が忘れられず、それを何度も経験するために何度も買い物を繰り返してしまう病気です。
自身にとって不必要、あるいはすでに同様の物を所持しているにもかかわらず多数の物品を購入してしまうという症状―wikiより
なぜ買い物依存症になってしまうのか??
買い物依存症を克服する方法は??
今回は「買い物依存症になる原因と解決方法」を解説していきます。
買い物依存症とは
買い物依存症の方は年々増加しています。買い物依存症とはどのような症状なのでしょうか。詳しく解説します。
買い物依存症の特徴
買い物依存症になると、不必要な買い物を何度も繰り返すようになります。
買い物時の高揚感を感じるためです。
買い物は高ければ高いほど優越感に浸れます。
欲しい物を手に入れたときの達成感はとても気持ちが良いものです。
しかし、度を過ぎるほど買い物を繰り返してしまうのが買い物依存症の特徴。
買い物をするために借金をする人も多く、買い物依存症の末路は自己破産になります。
買い物依存症チェックリスト
では、自分が買い物依存症かどうかチェックしましょう。
下に7個の項目を用意しました。
当てはまる項目が多いほど、買い物依存症である可能性が高いと言えます。
□買い物をしたときにとても高揚感がある
□高い買い物でも迷わず買う
□部屋が物で溢れている
□今月何を買ったか覚えていない
□欲しい物がたくさんある
□クレジットカードを何枚も持っている
□借金がある
買い物依存症になる原因
なぜ買い物依存症になってしまうのでしょうか。
下記の通りです
その②クレジットカード
その③ネットショッピングの手軽さ
上記なので、解説していきます。
1.ストレス
ストレスが買い物依存症の原因です。
買い物をすると一時的にストレスが軽減されるからです。
買い物依存症の方は仕事や家庭が上手くいっておらず、過度なストレスを抱えている方が多いです。
そのストレスを「買い物」という方法で解消しようとしているのです。
確かに買い物をしたらストレスは軽減されますが、
↓
買い物でストレスを発散する
↓
お金が無くなる
↓
はじめに戻る
という無限ループを繰り返すことになってしまいます。
ストレスが原因なので、別のストレス発散方法を探さなくてはなりません。
ストレス発散には瞑想と筋トレが最も効果的だと思います。
2.クレジットカードの普及
クレジットカードが買い物依存症の原因だといえます。
買い物しているときに「お金を使っている」という感覚が薄れるからです。
クレジットカードの利便性は現金を用意しなくても買い物ができること。
しかし買い物依存症の人にとっては「買い物をしている」という自覚が薄れているのではでしょうか。
現金を使う機会が減ったことが買い物依存症の原因ではないでしょうか。
3.ネットショッピングの手軽さ
ネットショッピングができるようになったのが買い物依存症の原因だと考えられます。
とても手軽に買い物ができるようになったからです。
Amazonや楽天などのネット通販は私たちの生活を大きく変えてくれました。
自宅にいながら買い物ができ、送料は無料、明日には荷物が届くサービスはも珍しくありません。
しかし、その手軽さから必要以上の買い物をしてしまうリスクがあります。
通販サービスが手軽なのも買い物依存症になる原因ではないでしょうか。
買い物依存症を克服する方法
買い物依存症を克服するためにはどうしたらいいのでしょうか。
下記の3つです。
その②ウインドウショッピングをやめる
その③断捨離をする
上記なので、見ていきます。
1.家計簿を付ける
買い物依存症を克服するために、家計簿をつけるようにしましょう。
家計簿をつけると、何にお金を使っているのかが目に見てわかるからです。
買い物依存症の方は、自分が何にお金を使っているのかよく分かっていないパターンが多いです。
家計簿をつけて買い物を振り返り「これは必要な買い物だったのか」をしっかりと考えることで、いらない買い物をなくすことができます。
2.ウインドウショッピングをやめる
買い物依存症の方はウインドウショッピングをするのをやめましょう。
ウインドウショッピングをすると物欲が大きく刺激されてしまうからです。
「買い物はしないがショッピングモールを歩き回る」というわけの分からない行動が女性は好きです。
ですがその行動は「こんなに見て回ったのだから少しぐらい買い物するか」というまたわけの分からない考えを招きかねません。
物欲を刺激するのはやめましょう。
3.断捨離をする
買い物依存症を克服するために、断捨離をしましょう。
断捨離をすると、自分が必要ない買い物をしていることが分かるからです。
買い物依存症の方は、とにかくたくさん買い物をしてしまいます。
そのため、部屋は物で溢れている可能性が高い。
断捨離を行うと「自分はこんなにも要らない物を買っていたのか」と自分の買い物を反省することができます。
そうすると、今度の買い物からは「また要らない物なのではないか」という前提を持つことができます。
断捨離をして「要らない物」を判断しましょう。
症状が重いなら病院へ
自力で治すことが困難なほど症状が重いのなら、近くの精神科を受診するようにしましょう。
買い物依存症は一種のうつ病
買い物依存症の方はうつ病も発症している可能性があります。
買い物に依存してしまうのは強いストレスを抱えていて、自分でも不必要な買い物をしていることが分かっていないからです。
借金をしてまで買い物をしようとしているのは、狂気的です。
近くの精神科を受診し、医師の判断に従いましょう。
まとめ:足るを知ろう
買い物依存症の方は心の中で
「これを買えば私の心は満たされるだろう」
と考えています。
しかし、買った直後はストレスが軽減されても、後に残るのは残ったのはまた買い物をしてしまった後悔。
それでも諦めきれずにまた買い物を繰り返してしまう・・・
買い物依存症の方が増えてしまうのは「物が増えれば幸せだ」という考え方が根付いているからではないでしょうか。
私は断捨離を進めてミニマリストになったことで、「物では幸せになれない」という事実をひしひしと感じています。
人は、他者との人間関係が良好だったり、社会貢献できているときに一番幸せを感じる生き物です。
手に入れるのではなく、与えていきましょう。
「一生を終えて後に残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。」―ジェラール・シャンドリ