
今の寒い季節、どんな格好で過ごしていますか?
ちゃんちゃんこ着て、コタツに入って、ストーブに当たってませんか?
今回は、健康法としての「薄着」を紹介します。
冬に薄着する健康法ー厚着をすると体温調節機能がにぶる
冬に「寒いから」といって、厚着をしすぎるのはいけません。
人間に備わっている体温調節機能がにぶるからです。
人間の脳は、「寒い」と感じたら視床下部から命令を出して、体の筋肉を震えさせます。
そうすることで体温を一定に保っているわけですね。
しかし、厚着をすることで「寒さ」を感じる機会が少なくなってしまうと、その機能が弱まってしまいます。
体温調節機能がにぶると、筋肉を震えさせることで増やしいていた、皮膚の血液量を調節する能力がにぶります。
そうすると、冬は冷えやすく、夏は暑くなりやすい体になってしまうわけですね。
冬に薄着する健康法のメリット
冬に薄着健康法メリット1.痩せる
冬に薄着をすると、痩せます。
体の中の「褐色脂肪細胞」が増えるからです。
脂肪細胞には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の二種類があります。
白色脂肪細胞は必要以上の食べ物を食べたときに、皮下脂肪や内臓脂肪に変えて体の中に貯蓄する細胞です。
対して、褐色脂肪細胞は蓄えた脂肪をエネルギーに変えて消費し、熱を発生することで体温の調節をする細胞です。
褐色脂肪細胞は人間が「寒い」と感じたときに増えます。
つまり、薄着をすることで、褐色脂肪細胞が増え、痩せやすい体になります。
冬に薄着健康法メリット2.節約になる
冬に薄着になると、節約ができます。
冬服を買う必要が無くなるからです。
冬服を買うのって、結構出費がかさむんですよね。
毎年同じものを着る人なら問題ありません。
ですが、ファッションを楽しみたくて毎年新しい冬服を買っている人は大変ですよね。
そもそも冬服を着なかったら、買い物をする必要がなくなります。
冬に薄着健康法メリット3.時短ができる
冬に薄着になると、時短ができます。
上着を洗う時間と、着替えの時間です。
冬物って、洗濯が大変ですよね。
ダウンジャケットとかだと手洗いしなくちゃいけなくて、気がめいります。
また、着替えにかかる時間も馬鹿にできません。
上着を着ていたら+10秒かかる着替えを、薄着なら時短できます。
機動性重視のミニマリストとしては馬鹿にできません!
冬に薄着健康法ー年中半袖で過ごすクラスメイトの話
クラスの友達に「年中半袖で過ごす人」がいます。(わざわざ学校に異装届けを提出している)
話を聞いてみました。


私も見習って、去年の年末まではワイシャツと肌着で学校に登校していましたが、寒すぎて上着を着るようになってしまいました。
慣れと根性が必要なんだと思います。
冬に薄着健康法ー体を壊さない程度に薄着しよう
薄着になれば褐色脂肪細胞は増えますが、免疫が上がるかどうかはまだ分かっていません。
風邪を引かない程度に、薄着に挑戦してみてはいかがでしょうか。